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院長インタビューInterview
神戸市灘区にある「中村歯科医院」は、開業して60年以上の長きに渡って地域医療を支えてきました。特にインプラント治療については、一般的ではない頃から治療法の奥深さを知り、患者様にとっての「最善」を追求してきました。
今回は、院長の中村真一先生にインプラント治療に関することを中心にお話をお聞きしました。
質の高いものを求めていく
大切さと厳しさ
クオリティを
追い求めていく自由診療
Interview 01
インプラント治療について教えてください
インプラントは、失った歯を補う方法の一つです。失った歯を補う治療を行う際のポイントは、「噛み合わせ」といかに健康な歯をキープさせるかなのですが、入れ歯やブリッジなどの方法と比べると、自然な咀嚼や他の健康な歯を残すことができます。保険適用ができないため、治療費は高額になってしまいますが、長い目で見た時には最適な方法と言えるでしょう。
Interview 02
先生がインプラントに注目した理由は?
私がインプラント手術の治療法に注目したのは、勤務医時代の頃です。この時は今ほどインプラントが一般的ではなかったのですが、機能回復や健康な歯を守ることができる奥深さを知り、インプラントに関する勉強会などに数多く参加してきました。
インプラントは自費治療ですから、患者さんが満足するだけでなくその後の健康をサポートするクオリティを提供しなければなりません。勤務医時代にはそういったことを考える機会が多くあり、私のキャリアに関する方向性が決まったと言えます。
「目的」ではなく「手段」
患者さんに豊かな生活を営んでもらうことを意識した手術
Interview 03
インプラントは誰にでも受けられるものですか?
インプラント手術は、口腔内が健康であることや骨の状態を把握した上で行わなければなりません。私は、どんな診療においても「歯肉が健康であること」が重要な条件であると考えています。
インプラントをご検討の方には検診を受けていただき、状態をシェアした上で口内の病気や怪我などを治す必要があります。また、抜歯などによって骨が痩せてしまうとインプラントを埋め入れができなくなるため、骨造成が必要になります。
まずは質問や「話を聞く程度」からで大丈夫なので、お気軽にご相談いただければと思います。
Interview 04
先生の治療方針を教えてください
大前提として考えておきたいことは、インプラントは「目的」ではなく「手段」であるということです。インプラント手術によって歯を補った、「その後」までしっかり考えていかないといけません。
最終的には、患者さんの健康な歯の状態をキープしつつ、お口全体を健全に保つことが大切です。そのために総合的な診断を行い、「どこにどのような」治療を行うかを検討していきます。
欠損部だけに目を向けるのではなく、タイミングや方法、患者様の年齢、残っている歯への影響などを考慮して進めるようにしています。
治療のメリットデメリットを考えて
常に患者さんにとっての「最適」を提供
Interview 05
患者様と関わる上で意識していることを教えてください
私が大切にしていることは、医院全体(医師、スタッフ)が一丸となって患者さんのお困りごとや不安などに耳を傾け、全力で向き合うことです。歯科治療を受けようとしている患者さんの多くは、ネガティブな気持ちを持ちがちです。私自身も、その気持ちはよくわかります。
だからこそ、医院全体として「大丈夫ですよ」「リラックスして治療を受けてくださいね」という気持ちを持って患者様と関わります。
また、私自身が患者さんの緊張をほぐせるようなコミュニケーションをとりながら治療を進めるようにしています。「あ、もう終わった」と思ってもらえたら、とても良いですよね。
Interview 06
患者様へのメッセージをお願いします
まずは、遠慮することなくなんでも聞かせてほしいですね。私たちは歯科医療のプロですから、患者さんの悩みや不安を解消できるよう全力を尽くします。そのためには、患者さんにも「こんなこと話していいのかな」と思うようなことでも伝えていただきたいです。
歯科治療は、一度やると戻せないこともあります。原因をしっかりと見極めた上で、他の歯への影響も考えつつ「最善の治療」を提供できるよう心がけています。
最終的には、患者さんの生活の質が向上するように「お口全体のことを考えた」治療計画を提案していますので、末長く健康な口内環境をキープするために、一緒に頑張っていきましょう。
お気軽に、軽く話を聞きにくるつもりでお問合せいただけたらと思います。皆様のご来院をお待ちしております。